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インフルエンザ予防

[2017.11.10]

今日は、済生会中津病院でインフルエンザなどの感染症に関する勉強会に参加してきました。

まず、今年の発生状況としては例年通り11月に入って増加傾向で、11月の末ごろからインフルエンザの患者さんが増えていきそうな経過となっています。

インフルエンザの予防として、まずすべきことはワクチン接種になります。ワクチンの効果は通常2週間から5か月ほどあると考えられており、毎年接種することでより効果が期待できるのではないかとのことでした。有効期間とインフルエンザの流行時期を考えると11月の初めごろに接種しておくことが良いのではないかと考えます。

インフルエンザワクチンを接種してもインフルエンザにかかってしまったということをよく聞きます。インフルエンザにかかるとそのあとに肺炎になることがあり、高齢者では命の危険性があります。ワクチンを接種することでこの重症化を予防する事ができます。ワクチンは、予防だけではなく重症化しないためにも接種しておくことが重要です。

他に、咳エチケットとして、マスクの着用と適切な手洗いが重要となってきます。

これまで言われていた通り、どの感染症においても必要なワクチンの接種、手洗い、マスクの着用が基本かつ重要な感染予防につながります。

最後に、スプレーや胸ポケットに入れてウイルス侵入を防ぐタイプの商品が販売されていますが、医学的検証では効果は確認されず、適切な判断が必要との事でした。

過去ブログでインフルエンザの基礎的な説明をしてますのでそちらもご参照ください。

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