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呼吸機能検査

[2017.12.06]

呼吸器の病気を診断・評価するうえで不可欠なのが、呼吸機能検査になります。

大きくは下記の二つを評価して肺の機能を見ます。

  1. どれくらい肺に空気をためることができるか→肺活量(%肺活量)
  2. そのたまった空気を1秒間で何パーセント吐き出すことができるか→1秒率

気管支喘息の場合は、空気の通り道である気管支が細くなっていますので、1秒間に吐ける空気の量が低下します。基準となる1秒率は70%以上ですが、その数値を下回ると気管支喘息の可能性が高まります。(注:70%未満でない時もよくあります。)

さらに細かく数値を評価していくことで、気管支喘息の状態を調べたり、呼吸の機能がどれほど残っているかを調べることができます。

呼吸機能検査では、肺年齢も計算することができ、最高肺年齢は95歳以上になります。タバコを吸うと知らぬ間に肺年齢は増えていきますのでご注意ください。

 

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