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夜起きてのトイレはつらい

[2019.04.15]

葉桜の時期になり、昼間は暖かくなりましたが夜はまだまだ寒さを感じます。そんな中、夜にトイレで起きるのは大変です。しかもそれが何回もあったら・・・

この、寝ている間のトイレ回数が1回以上あれば、それは夜間頻尿の状態です。特に2回以上の場合に治療が必要となることがあります。実はこの夜間頻尿、困っている人がとても多いです。日本泌尿器学会のデータでは、40歳以上の男女で約4500万人が症状を有し、加齢とともに支障をきたしていると報告されています。

夜間頻尿の原因は、
1)夜間多尿(就寝中の尿量が多い状態)
2)膀胱畜尿障害(膀胱に十分に尿をためられない状態)
3)睡眠障害
の大きく3つに分けられます。これらの原因があるとそれだけで症状を引き起こしますが、ほかにも生活習慣が夜間頻尿に影響することもあります。

次に、個人でできる生活習慣改善法がありますので以下に紹介します。

まず実践しやすい内容として、寝る前の水分摂取量を少なくする、夕食以降のアルコールやカフェイン摂取を控えるがあります。他に、よく眠れるような環境整備や生活リズムの乱れ(就寝時間が早い(例:19時~20時に就寝、結果として夜間に排尿がある))がないかも確認してみましょう。

夜間頻尿の原因を調べる場合は泌尿器科が主になりますが、高血圧症や心臓病、腎機能が悪い、睡眠時無呼吸症候群(いびきをかく、日中の眠気)がある場合には、内科での治療がお勧めです。

睡眠を妨げる夜間頻尿、日々の生活習慣を振り返り良い睡眠を手に入れましょう!

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