メニュー

応急処置

[2017.09.10]

もし、目の前で人が倒れてしまったら!?という場合に、AEDを使用しましょうなど、対応法をご存知の方もいらっしゃるかと思います。

では、目の前で転んで足や手などをけがした人を見たらどうしますか。

まず、怪我の程度によって救急車を呼ぶかどうかの判断が必要になります。しかし、これはかなり高度な判断になりますので、必要と思えば救急車を呼びましょう。

そして、救急車を呼ぶ場合は、動けるのであれば安全な場所に移動しましょう。よく動かさないようにとの事で、アスファルトの上に寝かされていることがありますが、夏場であればかなり高温になりますし、二次災害の危険性もあります。手足が動かないや、意識がもうろうとしていなければ、安全な場所に気を付けて移動するのが良いと思います(必ずしもその場所にとどまる必要はありません。)

本題ですが、もし体のある部位から血が出ていたらどうしますか。答えは、圧迫止血です。出血に対する対応は、一にも二にもその部位を押さえることです。力を緩めてはいけません。5分、10分と完全に止まるまでひたすら我慢です。静脈からの出血であれば5分も押さえれば、ほぼ止血できます。もし止まっていなければ、さらに5分、10分と押さえましょう。シンプルですが一番確実な方法です。動脈の場合はさらに長くなります。

次に傷の手当です。傷は水道水など水で徹底的に洗いましょう。イソジンなどの消毒は不要です。消毒薬を使用すると、傷の種類によっては治りが悪くなるといわれております。傷口の石や砂などを水で洗い流すだけで充分です。大量の水でひたすら洗ってゴミや細菌がつかないようにすることがポイントです。

まとめ

①救急車は必要と思ったら呼びましょう(正解はありません。)さらに、安全な場所に移動できればベターです。

②出血をしている場合は、止まるまでひたすら押さえましょう。

③傷は水洗いで充分(ただし多くの水で徹底的に)

(上記対応法は完全に正解とは言い切れないことありますが、皆様が少しでも初期対応で困らずに済む方法として記載しました。より詳しく知りたい方は別のサイトをご利用ください。また、クリニックに来ていただけましたらいつでも詳しくご説明いたします。)

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME