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東日本大震災

[2018.03.11]

東日本大震災が起きた時、私は伊勢赤十字病院で勤務していました。未曽有の大災害ですぐに勤務先の赤十字病院で救護班が結成されました。

救護班とは医師を班長として、看護師、薬剤師など合わせて7人~9人で結成した集団で、第1班から2班、3班と順次交代をして災害支援を行っていきました。

私は第7班で震災から1か月ほどして石巻に災害支援に向かいました。当時、仙台空港は使用できず、秋田空港から車で5時間ほどかけて石巻に入りました。途中の高速道路は凹凸が激しく、現地到着前から地震による被害の大きさを感じていました。

現地での活動は、避難所で体調を崩した患者さんの病院への搬送と、避難所での外来診療を行いました。外来は高血圧や糖尿病など生活習慣病関連の診療が主体でしたが、食事の変化による糖尿病の悪化や、血圧は普段以上に高い方が多く、避難所生活でのストレスが強くかかっている状況でした。

また、被災者だけでなく、私を含め同行したスタッフ全員も初めての経験で、皆が精神的に張り詰めた状況でした。

活動記録

 

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