そろそろ８月になろうとしていますが、皆さん夏バテしてませんか？

今回は食事での夏バテ対策についてお話ししたいと思います。

暑い夏にはソーメンや冷やし中華、冷たいジュースをとる機会が増えますが、これらの食品には糖質（炭水化物）が多く含まれています。糖質はエネルギー源となりますが、糖質をエネルギーに変えるにはビタミンB１が必要です。ビタミンＢ１が不足すると、疲労感や脱力感が生じ、夏バテ症状を悪化させてしまう原因になります。

ビタミンB1を多く含む食材 

豚肉、うなぎ、大豆、かつお、玄米など

また、ビタミンB1はアリシンという栄養素を一緒にとると効率的に吸収されます。

アリシンを多く含む食材 

玉ねぎ、にんにく、にら、ねぎなど

 

そのため、豚肉＋玉ねぎ（にんにく、にら）との組み合わせは夏バテ対策にオススメ！

食欲増進には、しょうがやしそなどの香味野菜や、カレー粉などの香辛料を使うと効果的です。酢やレモンなどに含まれるクエン酸にも疲労回復効果がありますよ♪

冷たいものばかりを食べたり、飲んだりしすぎると胃腸の働きが弱まります。暑いからと冷たい料理や飲み物ばかりとらず、温かい料理や温かい又は常温の飲み物をとるようにしましょう♬

 

管理栄養士　大上