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COPDの評価

[2017.12.11]

COPD(シーオーピーディー)は病気の名前で、日本語では慢性閉塞性肺疾患といいます。この病気は、タバコが原因で肺の機能が悪くなり、息切れや咳、痰などの症状が出現します。

息切れの状態は、修正MRCスケールで評価します。

グレード0:強い労作で息切れを感じる。
グレード1:平地を急ぎ足で移動する、または緩やかな坂を歩いて登るときに息切れを感じる。
グレード2:平地歩行で同年齢の人より歩くのが遅い。または自分のペースで平地歩行していても息継ぎのために休む。
グレード3:約100mもしくは、数分間の平地歩行の後、息継ぎのために休む。
グレード4:息切れがひどくて外出できない、または衣服の着脱でも息切れがする。
の5段階評価になります。病気が進行するとグレード4のように、服を脱いだり着たりするだけでも息切れを感じるようになります。
 
息切れ以外に、家での生活制限、咳や痰、睡眠状態などより包括的に評価するためにCAT(キャット)スコアを用いることがあります。
 
このCATスコアがCOPDの症状をわかりやすく説明してますので、タバコを吸われている方は、症状で当てはまるものがないか確認してみて下さい。
 
当院では、初めにCATスコアを付けてもらい、日々の状態を評価し吸入薬などの治療薬コントロールをしています。

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