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頸動脈エコー

[2017.12.03]

頸動脈(けいどうみゃく)エコー検査とは、心臓から脳につながる大事な血管を超音波を使って調べる検査です。頸動脈は全身血管の代表みたいなものなので、血管の状態(動脈硬化があるかなど)を調べることで、脳梗塞や心筋梗塞など重大な病気が起こる危険性を評価することができます。

この検査で実際に見ているのは、頸動脈プラークといって、血管の壁がコレステロールの塊で細くなっていないか、脳への血流がしっかりあるかなどを見ています。

血圧が高い方やコレステロール値が高い方は頸動脈プラークができやすく、その結果血管が細くなっていることがありますので注意が必要です。

実際に血管が細くなっていた場合は、その細さ(狭窄度といいます)によって治療が変わります。軽度の場合は、血圧管理とコレステロール値を下げる治療を行います。高度に狭窄している場合は、内膜剥離術(ないまくはくりじゅつ)やステント治療が必要となります。

検査時間は10分程度で、ベッドに横になって行います。機械(プローブ)を首に当てるだけですので、痛みや被ばくの心配はなく、安心して検査を受けることができると思います。

 

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