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喘息治療

喘息治療は吸入ステロイド薬が中心になります。症状の強さにより薬を増やしたり、減らしたりして、喘息症状のない生活を目指します。

吸入治療で気を付ける点は、吸入を正確に行うこと、吸入後はうがいをすること、タバコは吸わないことです。

吸入薬は内服薬と比べて手技(吸入方法)が複雑です。間違った使用法では、効果が期待できません。当院では、吸入手技の確認を、しっかり吸入できるまで医師、看護師でそれぞれ確認します。

吸入後のうがいを行わないと口のなかにカビが生えることがありますので、必ずうがいをしましょう。

タバコを吸うと吸入ステロイドの効果を発揮することができませんので、タバコは吸わないでください。

 治療が開始されると通常2、3日で症状が軽快します。重症の方の場合は、1週間から2週間改善に日にちを要しますが、その場合は入院での治療が良いですので、近隣の病院を紹介いたします。

吸入薬は3か月程度同じ量で吸入を行い、症状がなければ順次減量していきます。季節の変わり目や風邪を引いたときに喘息症状が出ることが多いので、その場合は、臨時で吸入量を増やして対応します。極々軽症の場合を除いて、吸入薬は継続する必要があります。

吸入ステロイドでは、名前の通りステロイドが入っています。そのため、ステロイドの副作用を気にされる方がいらっしゃいますが、内服量の1/100程度、さらに肺に到達する率は、多くて吸入量の50%程度ですので、まず問題になりません。

それよりも、吸入ステロイドによる声がれ(嗄声:させい)と口の中に発生する可能性のあるカビ予防の方がよっぽど重要と思います。

大阪府豊中市 呼吸器内科 糖尿病内科 さとみ内科クリニック

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