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食事でインフルエンザ予防

[2019.11.13]

食事でインフルエンザ予防

 

こんにちは。管理栄養士の津留です。

インフルエンザの流行は、通常寒くなってくる11~12月頃からが始まり、1~3月にピークを迎えますが、今年はすでに学級閉鎖の学校が出るなど流行が早く、注意が必要です。

インフルエンザの予防には、外出後の手洗いやうがい、マスクの着用、人混みを避ける、予防接種などの方法がありますが、免疫力を高めてウィルスにかかりにくい体を作ることも大切です。そのためには、バランスの良い食生活が欠かせません。

 

<免疫力を高める食材>

 

○緑黄色野菜・果物

緑黄色野菜に豊富に含まれるビタミンAは、ウィルスの侵入口となる鼻やのどの粘膜を丈夫にします。また果物などに含まれるビタミンCは、ウィルスに対する抵抗力を高めます。

 

○発酵食品

ヨーグルト、納豆、みそなどの発酵食品は、腸の善玉菌を増やす働きがあります。腸には免疫細胞が多く存在しているため、腸の善玉菌が増えて腸内環境が整うと、免疫細胞も活性化されます。

 

○ぬめりのある食材

食品のぬめり成分であるムチンは、胃腸の粘膜を保護する作用があり、感染を防ぎます。

 

○肉・魚・卵・大豆製品・乳製品

これらの食材には良質なたんぱく質が豊富に含まれており、免疫細胞を作る材料になります。

 

○ねぎ・にら・にんにく・玉ねぎ・生姜・唐辛子

体温が1度低下すると、免疫力が30%低下すると言われています。これらの食材には体を温める作用があります。

 

上記以外にも、体の免疫機能には多くの栄養素が関係しています。偏った食生活では栄養が不足し、体調を崩しやすい状態になります。いろいろな食材をバランスよく食べることが大切です。

他にも、十分な睡眠、適度な運動を心がけ、規則正しい食習慣、生活習慣でインフルエンザに負けない体を作りましょう。

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