当院の特徴
①呼吸器疾患に対する専門的な診療
睡眠時無呼吸症候群、気管支喘息、COPDなど呼吸器に関連する病気の専門的治療を行います。睡眠時無呼吸症候群については、簡易の無呼吸検査だけでなく病院での精密検査となるPSG検査も可能です。また、気管支喘息やCOPDについては、呼吸機能検査、呼吸抵抗検査、呼気NO検査など検査機器を充実させ、感覚だけではなく客観的な評価も組み合わせることで診断精度を上げるようにしております。
②質にこだわった血糖コントロール
血糖値の変動が少ない治療が勧められています。単に血糖値を下げるだけではなく、血糖値の変動を意識し血糖変化の少ない治療を心掛けます。院内にはHbA1c、血糖値を当日評価できる機器がありすぐに検査結果をお伝えして、血糖管理に役立てることができます。
③病気予防、早期発見のための具体的提案
糖尿病だけでなく高血圧症管理や脂質異常症などの生活習慣病に対する治療にも力を入れています。生活習慣病は予防が一番です。予防を行うためには、一人一人に合った危険性を見極める必要があります。総合内科専門医として、適切な内服治療を行うだけでなく、運動療法や食事療法について具体的に提案(管理栄養士による栄養指導)を行っていきます。また、病気の早期発見を心掛けております。
④皆様に満足してもらえるサービス
クリニックに求められることは、適切な医療だけではなく、しっかりとした説明が不可欠と考えております。当院では、診察時だけでなく診察後にも専門スタッフによる説明の補足も行いながら、納得して治療を受けてもらえるようなわかりやすい説明を心がけております。また、待ち時間対策にも力を入れており、時間予約システムによる待ち時間短縮を行っております。
クリニック方針
当院では、病気の予防を積極的にしていきたいと考えております。是非とも知っておいていただきたいことは、病気になってしまうと完全に元に戻すことはかなり難しいということです。また、状況によっては病気の進行を抑えられないこともあります。
例えば、肺がんであれば早期に見つかれば手術で取ることができます。それでも、肺の一部分を取らないといけないことは事実ですし、毎回再発がないかドキドキしながら診察に臨まなければありません。脳梗塞や心筋梗塞も発症すればやはり体にダメージが少なからず出ます。ですが、これらの病気はある程度予防方法がわかっております。また、そのような医療を予防医療といいます。
病院では、予防医療を行うのは難しく、クリニックを開設したのも一つにその理由があります。何を予防しどのようなところに気を付ければよいかは、年齢や元々の病気によって違います。当院ではそれぞれの患者様にあった予防方法を提案していきたいと考えております。
診療報酬改定に関する掲示
2024年6月1日より診療報酬の改訂につき、窓口負担が変更となります。
夜間・早朝等加算について
当院は厚生労働省の規定により、平日18:00以降および土曜日12:00以降も診療を行う医療機関として届出を行っております。この時間帯に受付をされた場合は診察料に加算させていただきます。
機能強化加算について
当院では必要に応じ地域の「かかりつけ医」として、以下の対応を行っています。
・ 他の医療機関及び処方されている医薬品を把握し、必要な服薬管理を行います。
・必要に応じて専門医または専門医療機関へ紹介いたします。
・健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じます。
・保健・福祉サービスに関する相談に応じます。
・夜間・休日等の緊急時の対応方法等について情報提供いたします。
医療情報取得加算について
当院ではオンライン資格確認システム導入の原則義務化を踏まえ、当該システムを導入している保険医療機関となります。 マイナ保険証等の利用を通じて診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。正確な情 報を取得・活用する為、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。公費負担受給者証については、マイナンバーカードでは確認できませんので、必ず原本をお持ちください。
医療 DX 推進体制整備加算について
当院ではマイナ保険証を推進するなど、医療 DX を通じて質の高い診療提供を目指しています。
・オンライン請求を行っています。
・オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報などを活用して診察室で閲覧又は活用できる体制を有しています。
・マイナ保険証利用を促進する掲示をしています。
・電子処方箋を発行する体制を整備しています。(経過措置あり:今後導入予定です)
・電子カルテ情報共有サービスを活用する体制を整備しています。(経過措置有:今後導入予定です)
・医療DXを通じて質の高い医療を提供できるように努めてまいります。
明細書発行体制等加算について
当院では医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。明細書には使用した薬剤名や行われた検査名が記載されます。明細書の発行を希望されない方は、受付へその旨をお申し出ください。
一般名処方加算について
当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。その中 で、当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合 があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合でも、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくな ります。(一般名処方とは、お薬の商品名ではなくお薬の有効成分を処方せんに記載することです。)
バイオ後発品使用体制加算について
当院では、厚生労働省の定める基準に基づき、バイオ後発品(バイオシミラー)を適切に活用できる体制を整備しております。バイオ後発品は、先行バイオ医薬品と同等の品質・有効性・安全性が確認された医薬品であり、経済的な負担を抑えながら治療を継続できる選択肢の一つです。当院はこのような治療の選択肢を患者様に提供できるよう、「バイオ後発品使用体制加算」の届出を行い、情報提供・適切な使用の推進に取り組んでいます。
情報通信機器を用いた診療について
当院では、患者様の利便性向上や通院負担の軽減を目的として、情報通信機器(スマートフォン・パソコン・タブレット等)を活用した診療(オンライン診療)を実施しております。
厚生労働省の定めるガイドラインに基づき、以下のような対象の患者様に対して、適切な管理のもとで診療を行います。
【対象となる診療例】
・慢性疾患の継続的なフォローアップ
・服薬指導や検査結果の説明
・初診後の再診における症状安定時の診療 など
【使用するシステム】
・当院では、セキュリティが確保された専用システムを利用し、プライバシー保護に十分配慮した環境で診療を行います。
【ご利用にあたって】
・原則として、初診は対面診療が基本です(一部例外あり)
・通信環境が必要となります(Wi-Fiまたはモバイル通信)
・保険診療の対象となり、通常の診療費に加えて通信費等をご負担いただく場合があります。
生活習慣病管理料について
年々増加する生活習慣病対策の一環として、厚労省は令和6年6月1日に診療報酬を改定し、これまで診療所で算定してきた『特定疾患管理料』を廃止し、個人に応じた療養計画に基づきより専門的・総合的な治療管理を行う『生活習慣病管理料』へ移行するよう指示がありました。本改定に伴い、令和6年6月1日から厚労省の指針通り、高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で、『特定疾患管理料』を算定していた方は、『生活習慣病管理料』へと移行します。この度の改定によって、患者様には個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した『療養計画書』へ初回だけ署名をいただく必要がありますので、ご協力のほどよろしくお願いします。患者様の状態に応じ、医師の判断のもと、リフィル処方や28日以上の長期の投薬を行う場合がございます。
時間外対応加算について
当院では、地域の皆さまに対して、診療時間外においても安心して医療に関するご相談ができる体制を整えております。医師等による電話対応などを通じて、急な体調変化やお困りごとに迅速に対応できるよう努めております。この体制に基づき、診療報酬上「時間外対応加算」の対象となる患者様に対しては、該当の加算を算定させていただいております。
在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料について
当院では、睡眠時無呼吸症候群などの治療のために、在宅での持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)を行っている患者様に対して、適切な治療継続を支援するための専門的な指導管理を行っています。
具体的には、初回導入時の使用方法や注意点についての丁寧なご説明に加え、定期的な装置の使用状況の確認や患者様からの相談対応などを通じて、安心してご自宅で治療を続けられるようサポートしております。
選定療養:長期収載品の処方(ジェネリック医薬品がある場合)について
当院では、厚生労働省の定めに基づき、後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品(長期収載品)について、患者様のご希望により先発医薬品を処方する場合、「選定療養」として所定の費用をご負担いただくこととなっております。
【選定療養とは】
医療の質を保ちつつ、保険外で追加的に費用を負担することで受けられる医療サービスの一つです。後発医薬品が利用可能であるにもかかわらず、患者様の希望で先発医薬品を選ばれる場合が該当します。
【追加費用について】
先発医薬品と後発医薬品の価格差の1/4に相当する金額を、通常の医療費とは別にご負担いただきます。
例:先発薬:1錠 100円
後発薬:1錠 60円
→差額40円 × 1/4 = 10円(+消費税)
この費用は選定療養に基づくものであり、保険外の扱いとなります。
【ご留意点】
医師の判断により、治療上必要と認められる場合は、先発医薬品の処方に追加費用は発生しません。複数の後発医薬品がある場合は、最も価格が高いものとの比較により算定されます。
大阪府豊中市 呼吸器内科・糖尿病内科・内科 さとみ内科クリニック