前回お話しした過激なダイエットをして以来、
健康が一番だと思い過激なダイエットとは距離を置くことにしました。

そんな中、栄養の勉強を始めることになり、
ダイエットには食べる「量」と「内容」が肝心だと知りました。

栄養士になってからの私の食事は栄養素をまんべんなく摂ることを心がけました。
「栄養素」には①炭水化物　②たんぱく質　③脂質　④ビタミン　⑤ミネラルの５大栄養素に加え、最近、注目を集めている食物繊維の６大栄養素があります。
私はこの6大栄養素を毎日欠かさず食べることを心がけました。
大まかな内容としては、
１．ご飯・パンなどの主食で「炭水化物」を摂る
２．肉・魚・卵・豆類から「たんぱく質」、「脂質」を摂る
３．野菜・海藻・きのこ類から「ビタミン」、「ミネラル」、「食物繊維」を摂る
これらのことをなるべく毎食実践できるように心がけました。
特に、たんぱく質、野菜を摂ることが難しい時もありますが、
あんまりきっちりし過ぎないのもポイントの一つです。
日々の食事なので乱れてしまうこともあるさという感じで、可能な範囲で工夫してみました。

そうすると、時間はゆっくりですが、徐々に理想の体重に近づきました。
そして、体重は減ったものの、貧血や肌の不調を訴えることもなく、むしろ体調が良くなったと感じました。

皆さんにお伝えしたいことは、ダイエットとは食事を抜いたり、
ある特定の食品を過剰に摂取することではなく、6大栄養素をきっちり摂ること！
そして、１度の失敗でやめてしまうのではなく続けることが大切です。

今回は私のダイエット話を中心にしました。今後も、栄養とダイエットについての情報を発信していきます。よろしくお願いします。

管理栄養士　大上