~食品を賢く選ぶ・ステップ1~
[2019.07.18]
こんにちは。管理栄養士の福谷です。
いきなりですが、食品パッケージで見かける下の表、皆様何かご存知ですか?
1本(200㎖)当たり |
エネルギー 137㎉ たんぱく質 6.8g 脂質 7.8g 炭水化物 9.9g 食塩相当量 0.2g |
これは「栄養成分表示」といいます。この表示、以前は義務ではなく企業の任意とされていました。数多くの加工品が流通し販売されている中で、消費者が食品を正しく選ぶためにと2015年より食品表示法の「食品表示基準」で定められました。消費者向けの加工食品には原則として義務付けされており、開始して5年目の比較的新しい基準となっています。
この表記、消費者にとって必要な情報がなかったり、わかりやすくないと困りますよね。そのため、消費者が困らないための決まりごとがあります。例としては、項目表示すべき内容と順番が決められています。他には100g当たり、1食分、1包装など単位がわかるようにしないといけません。
「栄養成分表示」を利用することで食品を賢く選ぶことができれば、健康のための強い味方になります。今後の栄養ブログでこの表示の詳しい利用方法などを紹介していきますね。