アナフィラキシー
[2017.05.07]
先ほどのアレルギーに続てい別のアレルギーの話です。今回はアレルギーの中でも一番気を付けなければならないアナフィラキシー(アナフィラキシーショック)について記載いたします。
このアナフィラキシーは、アレルギーが全身に強く出た状態で、意識を失ったり血圧が下がったり、最悪の場合は命に関わることもあります。もしアナフィラキシーを起こした場合は、エピネフリンという注射が必要で自力で改善することはできません。
アナフィラキシーを起こす食べ物がわかっていればそれを避ける必要があります。何らかの手違いで摂取してしまった場合は、すぐにエピペンなどを使用して対応する必要があります。
他に、蜂に刺されたり天然ゴムなどでもアナフィラキシーを起こすことがあります。
特殊な例で、食物依存性運動誘発アナフィラキシーがあります。中学生から高校生ぐらいに小麦製品や甲殻類を摂取してその後運動をすることでアナフィラキシーを起こすことがあります。運動前に原因食物を摂取しないことが重要です。摂取した場合は、最低2時間は運動を避ける必要があります。
アナフィラキシーの原因を知り、その予防と対処法を知ることが重要と考えます。