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ライノウイルス

[2017.08.21]

8月に入り、咽頭痛・鼻汁があり、その後、咳と痰が出るといった症状の方を多く診療するようになっています。一般的に風邪といわれる症状ですが、ライノウイルス感染が原因ではないかと考えています。

ライノウイルスは、大人の風邪の原因の半分以上を占めると考えられており、のど痛と鼻水など上気道炎症状で始まり、それらの症状が軽快するに従い、咳へと移行していきます。

ライノウイルス感染症は春から秋に多く見られ、インフルエンザやRSウイルス感染症の流行る冬とは対照的です。

診断は、PCRという方法でできますが、一般的な検査ではなく症状からの診断となります。

特効薬はありませんので、基本的には症状を抑えてよくなるのを待つしかありません。ライノウイルスもインフルエンザと同様に他人に移りますので、マスクの着用や手洗いが重要と考えられています。

 

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