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水ぼうそうと帯状疱疹

[2017.06.05]

学生時代に勉強をしていて、この病気を初めて知った時はそうなの!?の連続で、未だにその時の記憶がよみがえります。

実は、水ぼうそうと帯状疱疹は同じウイルスによる仕業であること。

水ぼうそうは帯状疱疹ウイルス(正式には水痘・帯状疱疹ウイルス)が初めて体に入ることで発症します。その後、神経内にこのウイルスが潜伏し、免疫力が落ちてくると帯状疱疹を発症します。

つまり、1回目は水ぼうそう2回目以降は帯状疱疹になります。感染率は90%以上なので、ほとんどの方が感染している状態です。

帯状疱疹ウイルスは神経に住んでいますので、発症すると神経痛がでます。帯状疱疹が治ってからも帯状疱疹後の神経痛として残存し問題となります。

最近になって、このウイルスに対するワクチンを打つことができるようになりましたので、糖尿病がある方や50歳以上の方は一度検討してみてください。

最後に、水痘・帯状疱疹ウイルスは英語ではバリセラ・ゾスターウイルス(VZV)といいます。強そうな名前だなぁと思うのは自分だけ(^^;)?

 

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