画像検査1
[2018.05.13]
病院で行う画像検査は、単純レントゲン検査、CT検査、MRI検査、エコー検査、核医学検査があります。
単純レントゲン検査、エコー検査はクリニックでも行えますが、CT、MRIはクリニックでの導入は少なく病院で行うのが一般的です。核医学検査は検査可能な施設が限られております。
単純レントゲン検査は大まかに病気の有無を調べたり、わかっている病変の経過を追うのが得意です。欠点は小さな病変は見つけられなかったり、大きな病変でも見つけにくい場所の場合は、見落とされることがあります。
エコー検査は、心臓など動いてる臓器の動きを見ることが出来たり、病棟など場所を選ばずに検査をできることが大きなメリットです。ただ、全体像をとらえるには向いておらず、画像の撮り方が施設間で異なっていることがあり同一の評価ができないことがあります。
CT検査は画像検査の中でも中心的な役割を果たしており、病気の発見、精密検査の両方に柔軟に対応することができます。頻回に撮影を行う場合に、放射線被ばくの問題が出てきます。
MRI検査と核医学検査は次回記述いたします。