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吸入薬

[2017.02.05]

今回は、呼吸器内科でよく使用する吸入器のお話です。気管支喘息やCOPDでは、内服薬以上に吸入薬が重要であり、吸入薬だけで治療できる方も多いです。吸入薬は10種類以上あります。種類によって1回の吸入回数や1日の吸入回数が異なります。使い方もボタンを押すとスプレーのように薬が出るもの、口にくわえて吸うことで薬が肺に入っていくものなど様々です。それらを上手く使い分けて、呼吸の状態を良くするのが呼吸器内科の一つの腕の見せ所と思っています。

外来で吸入のやり方を確認すると、間違って使用されている方が見受けられます。しっかりとした吸入を行い、呼吸の悪化を予防して楽に呼吸のできる生活を目指しましょう。

吸入が正確にできるようになり、「こんなに楽に動けるなんて思ってもみなかった」と感動される方がいらっしゃいます。当院では、チェックシートを使用して吸入のやり方を確認をしていきますので、自信のない方は一度ご相談ください。また、自信のある方も吸入チェックに挑戦してみてください。お待ちしております(^^)

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