栄養素のはなし その② 〜たんぱく質〜
[2017.07.07]
7月に入り蒸し暑い日が続いていますね。暑さで食欲が落ちたりしていませんか?
今回は食欲が落ちる季節に不足しがちなたんぱく質についてのお話。
たんぱく質は肉、魚、卵、豆製品、乳製品に多く含まれている栄養素で、筋肉・骨・血液の材料となる重要な栄養素です。
「肉や魚なら食べてるよ!」と言われる方でも、1日の食事内容を聞いてみると、
朝は「トーストにコーヒー」
昼は「ざるそば」
夜は「焼き鳥、枝豆、もずく、ビール」と言われることが多いです。
確かに夕食に鶏肉、豆を食べていますが、朝食、昼食にたんぱく源となるものがありません。暑くなるとあっさりとした食事ですませてしまうことが多いため、肉・魚などのたんぱく質の摂取量が減ってしまいがちです。
あっさりした食事は食べやすいですが、栄養素の偏りが生じ体の不調(いわゆる夏バテ)を招くことがあります。夏バテ予防には、毎食のたんぱく質摂取がポイントです。
毎食肉・魚を食べるのは大変と思われるかもしれませんが、朝食にヨーグルトをプラスしたり、昼食のそばに温泉卵をプラスしたりするだけでも大丈夫。
暑さが本番になる前から食事に気を配り、暑さに負けない体を作りましょう♪
管理栄養士 大上