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画像検査2

[2018.05.31]

画像検査1に続いて今回はMRI検査と核医学検査について記述します。

 MRI検査は日本語では磁気共鳴画像検査といいます。仕組みは難しく、簡単にいうと強い磁石を利用して撮影する仕組みです。磁石ですのでCTのように放射線被ばくがないのは一つのメリットです。もう一つは、調べる領域によっては、CTと比較してかなり明瞭に病変を描出できる点です。

MRIの得意な領域は、脳の詳細な評価、椎間板ヘルニアや膝、肩関節などの整形外科領域、肝臓、すい臓、胆のうなどの消化器領域、その他です。

一番のデメリットは撮影に時間がかかることです。大体20分から30分かかります。もう一つのデメリットはペースメーカーなど体内に金属が入っている場合に撮影できないことがあることです。

核医学検査で有名なのはPET検査です。他にも骨シンチグラフィーや心筋シンチグラフィーなどがあります。こちらの検査は、臓器の機能をみたり、CTでは見落とされる細かな病変を見つけたりするのが得意ですが、費用が高いのがネックです。

 

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